井上播磨掾 ( 1632 年 - 1685 年 )
関連概念 : 音楽家
日本

近世前期の浄瑠璃太夫。
生没年(寛永 9‐貞享 2)には異説もある。

【生涯】

大坂で活躍。
1658年 (万治1) に大和掾を受領。
1670年 (寛文10) には播磨掾となる。

【事績】

宇治加賀掾にも影響を与え,孫弟子に竹本義太夫がいる。

江戸の金平系 (金平浄瑠璃) の芸風を受け継ぐが、道行景事にも巧みで、修羅の勇壮と愁嘆の哀傷とを兼ね備えた「播磨節」を確立し、人形浄瑠璃の演劇的・音楽的発展に大きく貢献した。
「大坂浄瑠璃中興の祖」と仰がれ、演目は 100 余曲に及んだという。

2006/01/13 masashi tanaka

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