[Michaelis-Menten equation]

ミカエリス-メンテン式。
ラングミュアの吸着等温式と同じ。
1次のHill関数（シグモイド曲線）。

　　　　v = (k2[E]0[S]) / (Km + [S])
　　　　　　　（[E]0 = [E]+[ES] : 全酵素濃度）
　　　　　　　（Km = (k-1 + k2) / k1 : Michaelis constant）
　　　　v = (Vmax[S])/(Km+[S])

【特徴】

　・[S]が小さい（[S]<<Km）
　　　　v = (k2/Km)[E]0 [S]
　・[S]が大きい（[S]>>Km）
　　　　v = k2[E]0
　　　　　これが最大速度Vmaxを与える
　・[S]=Km
　　　　v = Vmax/2

【変換】

　◆Lineweaver-Burk equation（ラインウィーバー-バークの式）
　　　ミカエリス-メンテンの式の逆数（両逆数プロット）
　　　タンパク質結合のクロッツプロット（Klotz plot）
　　　　　1/v = Km/Vmax * 1/[S] + 1/Vmax
　　　　　　　（1/vと1/[S]の関係が線形）
　◆Eadie equation（イーディーの式）
　　　片逆数プロットの一
　　　　　v/[S] = Vmax/Km - 1/Km * v
　　　タンパク質結合のスキャッチャードプロット（Schatchard plot）
　◆Hofstee equation（ホフスティーの式）
　　　片逆数プロットの一
　　　　　[S]/v = 1/Vmax * [S] + Km/Vmax