第4次視覚野。
視覚野の一。
腹側経路。
後頭葉から側頭葉にかけての正中よりの舌状回・紡錘状回。
Zekiによる分類は若干異なる。
モデルにWandellのものが知られる(Brewer,2005)。
【細胞】
・色の恒常性に関わる
どんな色のスポットライト下でも特定の色に応答(Zeki,1983)
モンドリアン図形に応答
損傷で大脳性色覚障害
・形態視
破壊で遮蔽・大きさの違い・主観的輪郭情報を必要とする図形弁別が困難
(Schiller,1995)
・V4よりも前の領野も色に応答するためV8(TEO野?)と名づけた
(WandellはVO1、VO2と名づけた)
(ZekiによればV4,V4αは、V8としては区別しない)
・大きさに応答する細胞
・輪郭に応答
(Pasupathy&Connor,2002)
【主な神経連絡】
入力
V3A
V2
V3
出力
IT野(TEO野、TE野)
MT野
MST野
LIP野
DP野
PIT野
TF野
2008/09/25 masashi tanaka