avidin
関連概念 : 化学

[avidin]

アビジン。
生卵白中に存在する低分子の塩基性糖タンパク質。
4個のサブユニットから構成され、各サブユニットが1分子のビオチンと強く結合。
ストレプトマイセスの1種から得られるstreptavidinに類似。

【特徴】

 ◆ビオチンとの高結合能(ほとんど不可逆的)
   ・ビオチンの腸管からの吸収を阻害(生卵白大量投与でビオチン不足)
 ◆stretoavidinと異なり10% carbohydratesを含む
   pIが高く10程度なので生理的pHでは正の電荷持つ
    lectinや細胞外マトリックスタンパク質と非特異的結合
   streptavidinはcarbohydratesなくpI=~5
    非特異的結合は少ない

2014/03/28 masashi tanaka

戻る
内容編集
この概念を消去

Wikipedia [ja] [en] Google 脳科学辞典
Pubmed Research complete ScienceDirect