小さい副腎クロマフィン細胞の細胞膜の膜容量を測定し、Caバッファーで細胞内Ca濃度を変化させ、Ca依存性のシナプス小胞の放出・形成と膜容量の変化の対応を明らかにした。
【結果】
◆低[Ca]i(10nM)
・膜容量が減少
・電気刺激でも膜容量変化しなくなる
◆中程度[Ca](0.1-1uM)
・膜容量が大きく変動
・電気刺激で膜容量が大きく一過性に増大(エクソサイトーシス)
・集中的刺激後、膜容量のステップ状減少(0.02-0.06pF: エンドサイトーシス)
2008/10/21 masashi tanaka